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化学科旧制19回クラス会

2012年12月25日(火)
幹事 岸本 博、菅 宏

 定例日の1111日は生憎の雨模様でしたが予定通り中之島センターで行われ、10名の方々が参加されました。不自由な身を押して出席頂いた桑田さんには、心からの敬意を表します。現役時代は何時も率先して立案して頂いただけに、クラス会には一入の思い入れがあるものと憶測しております。リハビリが効を奏して杖なしで出席された岩田さんは、原子炉の専門家として福島第一原発の事故を詳しく説明されました。関東から参加して下さった佐武さんと前川さんは声が大きく、しかも張りがあってお元気そのもので、周りの者に活力を与えてくれます。斉藤さんは散歩の距離で明石大橋と淡路島を見下ろす景観地に、神田さんは強固な岩盤の高台に建てられた住居に住んでいて少々の地震は感じないとのことで、共に羨ましい住宅環境です。斎藤さんは神戸大学教養部で長く講義されていたそうで、ノーベル賞受賞の山中伸弥教授もひょっとして受講されていたかも知れませんね。田川さんは早起きと奉仕を旨とするグループに参加されて、クラスの中で最も良い血色をしておられました。川岸さんは健康状態を旨く維持しておられるようで、独特の風格が出てきました。

5年前の楠公レストハウスを予約しても良いとの提案を頂きました。大西さんはさまざまな不調にもめげす、今年も大作を出展されて新芸術展会員に推挙された由、誠にお目出たいことです。欠席通知を頂いた方々の返信ハガキは回覧しましたが、決して軽くない症状に悩まされているご本人、またはご夫人が少しでも元気を回復されますよう、心よりお祈りした次第です。桝井さんが送って下さったアメリカの教育制度は日本の現状と比較して驚きでした。佐藤さんが学生時代にされた旧理学部界隈のスケッチ4点に、往時の中之島一帯を懐かしく思いました。そして予定時間を超えた貴重な非日常的経験は、アッという間に過ぎ去りました。次年度以降も持続性を最優先とし、手抜きに徹することでクラス会を続けることが改めて確認されました。幸いクラスの現員20名の裡で17名がメイルアドレスを持っているので、大いに情報伝達に活用することなどが確認されました。次年度は卒業60周年の節目に当たる年で、奮って参加して頂きたいものです。以上で次年度幹事の佐藤さん、渡辺さんにバトンタッチ致します。

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