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卒業生報告

2009年11月26日(木)
菅 宏(旧制19回)

 化学科23回生(昭和50年関研究室卒、日鉱金属勤務)安部吉史氏は、銅精錬の残渣とも言うべき電解殿物を処理して銀、金、白金などの貴金属を取り出す技術を大いに改良し、その功績が認められて資源素材学会の第74回渡辺賞を受賞した。このような改良に伴って同社の殿物処理能力は著しく高められ、生産能力は金 2,500 kg/月、銀 32,000 kg/月、パラジウム400 kg/月、白金 40 kg/月、などに高められるとともに、それぞれの品質も向上した由である。賞の授与は同学会の第123回通常総会(2000年3月)にて行われた。いささか情報の到着が遅れたが、このような報せは各クラス会代表、その他を通じて遅滞無く永契会幹事に届くことが強く望まれよう。卒業生の社会的活躍を伝えるのもNEWSLETTERの持つ大きな使命である。(文責:名誉教授 菅 宏)

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