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新制化学科33回生の近況

2010年02月24日(水)

黒川智文(新制化33回)


 私たちが大阪大学理学部化学科を卒業して早17年、今年は全員が40歳代となります。私は竹中 晋君の後任として永契会クラス幹事を引き受けておりましたが、昨年ニューズレター寄稿の依頼を受けた際、自分が同窓生のことを何も知らず、またクラス幹事としての役目を何も果たしていないことに気づきました。これではいかんと一念発起し、まず虫食い状態になっていたクラス名簿を作り直しにかかりました。これには化学科同期生内の「友達の輪」と文明の利器であるe-mailをフル活用し、皆さんの協力によりかなりの成果が得られました。またこの作業を通して同窓生の近況を集めることができましたので、e-mailアドレスを入手できた同窓生にはクラス名簿と皆の近況を配布しました。
 大学入学時にはほぼ似通っていた同窓生の歩みも卒業17年も経つと人それぞれです。卒業後も大学で第一線の研究を続け後輩の指導にあたる人、企業に就職して研究活動を続ける人、学生時代とは異なる分野で頑張っている人、家業を継いだ人、いったん企業に就職した後大学に戻って研究室を立ち上げる人、卒業後再び大学で勉強しなおして自分の目指す道を進む人、勤務先からの派遣等で海外で活躍している人、資格を取って新しい職にトライしようとしている人、などなどです。私自身は大学院修士課程を卒業後就職した製薬企業で、組織改革に伴う何度かの部署配転や海外派遣を経験しながら16年間の研究生活を続け、最近は3名の仲間と共にバイオ関係の仕事に従事しています。家庭では8歳の娘と4歳の息子の父となり、公私共に少しずつ責任が重くなってきたこと実感しております。紙面の都合により同窓生一人一人の近況をここでお伝えできないのが残念です。
 昨年、新制化学科33回生の女性たちが二神(旧姓島内)さんの住んでおられる高知に集まられたそうです。写真はその時に撮られたものです。ちなみに右から2番目のお嬢さんは二神さん(右端)のお嬢さんですが、皆さんお若いので全員同窓生といっても違和感ないですね。残念ながら新制化学科33回生全体の同窓会は卒業後一度も開かれていませんが、同窓生の近況報告にも同窓会の開催を期待する声が多かったのでできれば近いうちに開きたいと思います。またクラス名簿の更新と同窓生の近況報告は定期的に続けていきたいと考えていますので、住所等の変更igel@leto.eo.ne.jpまでご一報ください。

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