永井 宏(新制化6回)
台風21号が足早に東日本を駆け抜けた翌2002年10月2日、第16回バケダス同窓会を鎌倉で開催した。33名中21名が参加。
北鎌倉駅前に午後2時集合。東慶寺、円覚寺、明月院を観光後宿舎にて一夕歓談、旧交を温める。恒例に従って各人より近況報告あり。大半がサンデー毎日の日々でゴルフ、海外旅行、国内旅行、囲碁、観劇、登山、畑仕事等などそれぞれの趣味、好みに応じて第二の人生を謳歌している状況が手に取るように判る話であったが、まだ現役に足を残し、過ぎ去りし日々に身を付けた知識を大いに活用して世に役立たせようと頑張っている仲間達もいる。いずれにしても知識欲旺盛で歓談がしばしば激論になる事もある。また欠席者の近況も幹事より報告あり、数名の方々は体調不良との事であるが、その他はみな元気で活躍中との事。慶賀の至りである。明3日は鎌倉大仏、長谷寺、鎌倉文学館を観光後昼食、午後は鶴岡八幡宮、源頼朝の墓、北条一門終焉の地である“腹きりやぐら”を見た後、鎌倉駅前にて解散。
台風一過後でもあり、好天の秋日和の中をよく歩き、よく食べ、よく呑み、そしてよく談笑した一日であった。ここ数年は関東組と関西組で交互に幹事を引き受け、年一回の同窓会を実施しているが、更に分科会を開催して大いに楽しもうとの活発な意見もあり、老いて益々活性化しつつあると言えよう。又、各人の活動範囲も形而上及び形而下の広範な分野に及んでおり、その一端は同人誌“ばけだす”に投稿されてメンバーの楽しみを倍増している。今後に乞う御期待。